いつもいつも、自分が根無し草になる未来を場合を想定して僕は生きています。
いつ今僕の周りにあるものが失われるのか分からないから。
いや、本当は違う。
僕の周りにあるものとの縁を失わなければならない時期が迫ってきているから、僕は何度も思いを巡らす。
縁を切る迄に僕がしなければならないものを。
後に僕が感じるであろう後悔と寂寥を。
僕ではない誰かの心情を。
彼方が去った後、きっと僕は今の僕ではなくなるのでしょう。
だからこそ、まだ起こしていない未来を順繰りに想像し、僕は少しずつ心の何処かを麻痺させていくのです。
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