Short pleasure，long lament.

　「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」を気付けば口ずさんでいた。
　最後迄歌詞を追って「嗚呼、其れじゃ駄目じゃ無いか。」と他人の犠牲を望んで居無い振りをする。

　何時だって僕は君だけを傷付けないのでは無く、君こそを傷付けてきたのに。
　今更自分の気持ちを盾にとって君にしがみ付ける程僕は行動的では無いよ。

　心の皺を増やしながら腐り切った縁を抱えて右往左往している僕を消すか活かすか明確にして欲しい。