2001年1月22日
 人間は人間を殺してはならないものらしい。
 倫理的な見地からも自らの存命の為にも。
 如何して?

 僕が少し手を貸すだけで旅立てる、そんな人に最期の手助けをしてはならなかったのか?
 中途半端に助け、苦しめ続けた方が良かったというのか?

 僕に苦しみを与え続ける奴、その奴から時間を奪ってはならないのか?
 殺せるものなら殺せ、と奴は言ったのに。
 殺せるよ。だから、殺しちゃ駄目?

 誰かの頼みの為、自分の為、どんな理由を付けても生き物の息の根を止めれば僕はもっと苦しくなる。
 人であろうが、別の物であろうが関係無し。生きていたものは死んでも影響を及ぼしてくる。
 夢の中や暗闇の中、様々な空間に彼らを感じる。

 人間は人間自身を殺す事も禁じられているのだろうか?

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